「バッハ2025 綾なす調和」は、バッハのゆるぎない調和の音楽を、最先端の解釈と演奏でお贈りするシリーズです。
シリーズ最終回はオルガニスト冨田一樹が、バッハの源流をたどるプログラムを披露します。冨田一樹は2016年のライプツィヒ第20回国際バッハコンクールで日本人初の第1位を獲得。バッハ演奏のスペシャリストとして知られています。自ら監修した「ヨーロッパ・オルガン音楽の伝統と継承を聴く」企画がバッハシリーズに合流。バッハが先人から学び、後世に継承したオルガン芸術の伝統を俯瞰します。今回はブクステフーデ、パッヘルベルなど北ドイツの作曲家が、バッハに与えた影響をたどります。冨田が学んだ北ドイツの町、リューベックはブクステフーデがオルガニストとして活躍をし、バッハが訪れた場所として知られています。現地のオルガンに触れ、響きや音色を肌で感じ取ることができた冨田にとって、なじみ深い作曲家の一人です。
ホールのオルガンを知り尽くしたアーティストだからこそ表現できる、唯一無二のバッハの世界に、是非ご期待ください。
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バッハ2025 綾なす調和 Vol.5「揺るがぬ信念」
住友生命保険相互会社/一般財団法人住友生命福祉文化財団
バッハの音楽はどのようにして生み出されたのか、その源流をたどる。
■開催日程:2026年3月21日(土)16:00開演(15:30開場)
■出演:冨田一樹(パイプオルガン)
■曲目:
ブルーンス:プレリュード ホ短調 「グレート」/ ベーム:コラール「天にましますわれらの父よ」
パッヘルベル:コラール「明けの明星いと美しきかな」P.46
フィッシャー:プレリュードとフーガ ホ長調 / シュテフェンス:第4旋法によるファンタジア
ブクステフーデ:トッカータ ニ短調 BuxWV155
J.S.バッハ:
トッカータとフーガ ニ短調 BWV565
コラール「いと高きところには神にのみ栄光あれ」BWV664
コラール「来たれ聖霊、主なる神」BWV651
コラール「いざ来ませ、異邦人の救い主よ」BWV659
カンツォーナ ニ短調 BWV588
プレリュードとフーガ 変ホ長調 BWV552「聖アン」
■料金:一般 ¥4,000 U-30 ¥1,000
住友生命保険相互会社/一般財団法人住友生命福祉文化財団の「住友生命いずみホールにおける音楽文化振興事業」は、全国各地で行われる、芸術文化を通じて豊かな社会づくりに参加する“企業メセナ”を顕在化し、その社会的意義や存在感を示すことを目的とした企業メセナ活動を認定する制度「This is Mecenat」に認定されています。






