• Yururi Island, August 2013  ©Okada Atsushi
  • Yururi Island, February 2014 ©Okada Atsushi
  • Yururi Island, May 2016  ©Okada Atsushi                            
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岡田 敦写真展「ユルリ島の馬」 ~The Horses of Yururi Island~

富士フイルム株式会社

日本の本土最東端、根室半島の沖合に浮かぶ周囲8キロメートルの無人島「ユルリ島」。人間が住むことをやめてから半世紀以上馬たちだけが暮らす「幻の島」で撮影した作品群を是非ご堪能ください!

本展の舞台となる「ユルリ島」は日本の本土最東端、根室半島の沖合に浮かぶ周囲8キロメートルの無人島です。15年ほど前にユルリ島の存在を知った岡田氏は、人間が住むことをやめてから半世紀以上馬たちだけが暮らす「幻の島」の背景と歴史を知り、2011年から撮影を続けました。

北海道・根室半島の周辺は古くから昆布の漁場として知られてきました。昆布漁は一般的な漁とは異なり、広い干場が必要となります。終戦直後の1950年、人々は干場を求め、労働力としての馬を連れ、ユルリ島に渡りました。1960年代、高度経済成長による漁場の環境変化に伴い、島民たちは本土へと帰還を始め、島には数頭の馬だけが残されました。ユルリ島には馬たちが生きていく環境が整っていたため、自然交配を繰り返し、最盛期には30頭ほどの馬が人影の消えた島に暮らしていたといいます。
しかし2006年、残された馬を気にかけて島に足を運んでいたかつての島民たちも高齢化により馬の管理が困難になったことから、ユルリ島から雄馬の引き上げが実施されました。雌馬だけとなった島の馬は、やがてゆるやかに絶えることが運命づけられたこととなります。岡田氏が初めて島を訪れた2011年の夏に12頭を数えた馬たちは、年月を重ね次第にその姿を消していきました。

本展は、人と馬が共に暮らしていた時代の最後の名残を作品として記録することで、島の歴史を後世に伝えるプロジェクトである作品群より、カラー・モノクロ作品約25点、映像作品1点を厳選しました。いまでは幻となりつつある馬たちの姿は、今回の展示を通して人々の記憶の中に刻まれ、現代を生きる私たちに新たな視座をもたらしてくれることでしょう。

写真展概要
■写真展名
フジフイルム スクエア 企画写真展
岡田 敦写真展「ユルリ島の馬 ~The Horses of Yururi Island~」

■開催期間 2026年2月20日(金)~3月5日(木)
■開館時間 10:00-19:00(最終日は16:00まで、入館は終了10分前まで) 会期中無休
■会場 FUJIFILM SQUARE(フジフイルム スクエア)内、富士フイルムフォトサロン 東京 スペース1
■入館料 無料
※ 企業メセナとして実施しており、より多くの方に楽しんでいただくために入館無料にしております。

■作品点数
B0・A0サイズなど、カラー・モノクロ約25点、映像作品1点(予定)
デジタルによる作品。
展示作品は、描写性の高い富士フイルム製の「銀写真プリント」を使用。

■主催 富士フイルム株式会社
■企画 合同会社PCT
■後援 港区教育委員会
■巡回展 富士フイルムフォトサロン 札幌 2026年9月18日(金)~9月23日(水・祝)
富士フイルムフォトサロン 大阪 2026年10月30日(金)~11月12日(木)


富士フイルム株式会社の「富士フイルムフォトサロン」は、全国各地で行われる、芸術文化を通じて豊かな社会づくりに参加する“企業メセナ”を顕在化し、その社会的意義や存在感を示すことを目的とした企業メセナ活動を認定する制度「This is Mecenat」に認定されています。

詳細ウェブサイトはこちら
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