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冷めない土 太田泰助(OTA TAISUKE)展

公益財団法人常陽藝文センター

公益財団法人常陽藝文センターでは郷土作家展シリーズ第296回として、「冷めない土 太田泰助展」を開催いたします。

日本画家・太田泰助さんは高校教諭を務めながら創画展に出品を続けています。高校時代まで野球に明け暮れていた太田さんは、進路を決める時にかねてより目をかけてくれていた美術教師で後に日本芸術院賞を受賞した洋画家の町田博文さん(日展理事)に勧められて筑波大学に進学、日本画を専攻しました。大学入学時にすでに絵具の扱いに慣れていることが前提とされる油絵と異なり、日本画の技法は大学に入ってから初めて学び始めます。太田さんは乾いた砂が水を吸い込むように技術を習得し、制作に没頭しました。
20代の頃の太田さんは人物や風景などさまざまな題材を扱い模索を続けました。そして県立笠間高校の野球部の監督を務めていた時、グラウンドの黒土の上に点として置かれたベースと白い線の配置を美しいと感じて、その印象を表現しようと試みました。整備された野球場の土は黒々としていますが光が当たると白っぽく反射します。日本画の顔料は粒子状で土の美しさを表現するのに最適でした。野球グラウンドは太田さんの主要なテーマとなり、県立水戸第一高校に赴任し野球部の副顧問を務めていた時期に描いた「延長戦」が創画展の創画会賞を受賞するなど、色や形をそぎ落とした画面構成と熱狂の余韻を感じさせる抒情的な表現は高く評価されています。
また、太田さんはグラウンドと同じように点と線で構成される星座からインスピレーションを得て、遥かに続く大地と頭上に広がる宇宙を幻想的に描いた作品も発表しています。
今展の前期は、野球グラウンドをモチーフにした作品を藝文ギャラリーで8点、藝文プラザで9点展示します。後期の藝文ギャラリーでは星空を描いた作品9点を展示、藝文プラザでは美術家として活動している教え子たちの作品を紹介します。

■開催期間
前期 2026年4月1日(水)~4月25日(土)
後期 2026年4月29日(水)~5月30日(土)
※藝文プラザ(第2会場)は5月23日(土)まで
【休館日】毎週日曜日・月曜日、5月3日~5日

■会場
藝文ギャラリー・藝文プラザ 10:00-17:00(入場無料)
〒310-0011 水戸市三の丸1-5-18 常陽郷土会館1F
【お問い合わせ】Tel:029-231-6611 常陽藝文センター

詳細ウェブサイトはこちら
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