エイベックス・クリエイター・エージェンシー株式会社(以下 ACA)が運営する夜のオルタナティヴ・スペース「WALL_alternative」では、6月23日(火)までアーティスト・布施琳太郎によるキュレーション企画「すごい指:フィンガーメイド時代のピクチャープレーン Awesome Fingers : Picture Planes from the Fingermade Era」を開催中です。
本展では、キュレーターを務める布施琳太郎に加え、小林健太、田中勘太郎、中西伶、米澤柊の4名が参加。それぞれが本展のために制作した新作や新たな展開となる作品を発表しています。
会場では、米澤柊による初展開の大型インスタレーションの《傷ついた指》、中西伶による大型絵画《Landscape No.17》の再構成作品、田中勘太郎による押し花を用いた新作の立体作品《One Time Displaced By Another》、小林健太による新シリーズ《iPhone Photographs & Drawings》を展示。また、布施琳太郎は継続的に制作してきた《Retina Painting》シリーズの新作を発表しています。
さらに本展では、美術作品とあわせてミュージックビデオ作品も上映。Jon Rafmanが手がけたOneohtrix Point Never「Still Life (Betamale)」(2014)をはじめ、大森靖子「愛してる.com」(2016)、ゆるめるモ!「Hamidasumo! (Heaven&Hell Remix)」(2015)など、2010年代以降の身体感覚やインターネット以後の視覚文化を象徴する映像作品を紹介します。
こうした、ジャンルを横断する作品群の展示を通じて、現代社会を形づくるテクノロジーと私たちの身体感覚との関係を捉え直す視点を提示します。
また会場では、本展のために布施琳太郎が書き下ろしたテキストも展示。出展作品や上映作品をつなぐキュレーションの背景に触れることができるのも、本展の見どころのひとつです。
また、6月16日(火)には、布施琳太郎がモデレーターを務め、小林健太、中西伶を迎えたトークイベントを「MEET YOUR ART」公開収録形式で開催予定です。出展作家を迎え、2010年代のカルチャーシーンを振り返り、それ以降の変化について語るほか、6月23日(火)には、田中勘太郎、米澤柊を迎えたクロージングトークセッションも開催。展覧会『惑星ザムザ』(2022)などで協働した経験から、いまのアートシーンのなかでインディペンデントであることについて語る予定です。
併設のバーでは、本展出展アーティストに共通するコミュニティのあり方に着想を得てセレクトした、山形のワイナリー『PINO COLLINA』のワインを会期限定でお楽しみいただけます。
展示作品、映像作品、テキスト、トークイベントを通じて、「指先の動き」から現代の身体感覚やテクノロジーとの関係を捉え直す機会として、ぜひご来場ください。







