クレア・チェイスは、僕の大親友であり、今の音楽界をリードする音楽家です。そしてテリー・ライリーさんは、20世紀から21世紀にかけて音楽のあり方そのものを変えてきた、まさにレジェンドと言うべき作曲家です。
今回の「テリー・ライリー個展」は、もともとクレアが「いずみシンフォニエッタ大阪でライリーさんの個展を実現したい」と言ってくれたことから始まりました。クレアはライリーさんと長年にわたり深い共同作業を重ねてきた、ライリーさんの音楽を最もよく知るミューズとも言える存在です。
アメリカに生まれたライリーさんが、世界に数多くの国がある中で、2020年から日本に暮らし、90歳を超えた今もこの地で新しい音楽を生み出し続けていることは、日本との深い縁を象徴しているように思います。そのライリーさんが厚い信頼を寄せるクレアを迎え、いずみシンフォニエッタ大阪がこの特別な個展に挑みます。ぜひ立ち会っていただきたいと思います。
藤倉 大(いずみシンフォニエッタ大阪音楽監督/作曲家)






