グラフィック界の次世代を担う若手を発掘する
新しい表現を追求し続けるクリエイターたちが作品発表の場を求めて競い合う「1_WALL」は今回で22回目となる。ポートフォリオ審査による一次審査と、一対一で審査員と対話する二次審査を通過したファイナリスト6名が、一人一壁面を使って作品を発表する。会期中の3月23日(月)に開催される最終審査会はライブ配信で一般公開され、ファイナリストによるプレゼンテーション後、審査員による議論を経てグランプリが決定する。グランプリ受賞者には、1年後の個展開催の権利と、個展制作費30万円が贈られる。
キャンバスにアクリル絵具と墨でドーナッツを描くおおだいらまこ。三角チャコや膠などを用い、おんどりを描いた小林喜一郎。「縁なき衆生は度し難し」という世界観を表現したちぇんしげ。制作過程の間に生じるノイズの様なテクスチャを重ねて植物を描く水上雄太。色鉛筆や鉛筆で生き物を描いた森ひなた。ポップなキャラクターを描くWAN_TAN。今回の「1_WALL」展は、以上 6 名によるグループ展です。