名指揮者アバドがこよなく愛したホルンの名手、アレッシオ・アレグリーニ。彼の演奏は、イタリア人らしい「歌心」がホルンという楽器に吹き込まれ、新たな生命力を得たような清新な魅力を持っています。プログラムの前半は、ピアノとの共演でケルビーニ、ロッシーニ、R.シュトラウスの名曲と秘曲を披露。後半は、N響の青山聖樹と水谷上総、読響の金子平といった日本の管楽器界の錚々たる実力者たちとモーツァルトの五重奏曲を共演します。ピアノは、管楽器との共演歴が豊富で、モーツァルトとシュトラウスを得意とする村田千佳。卓越した技巧を持ちながら、やんちゃ坊主のような遊び心も持ち合わせるアレグリーニのホルンを、心ゆくまでご堪能ください。
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