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ギンザ・グラフィック・ギャラリー第371回企画展 ポーラ・シェア:Serious Play

公益財団法人DNP文化振興財団

タイポグラフィ VS 手描き文字

gggでは、ニューヨークを舞台に活躍してきたグラフィックデザイナー、ポーラ・シェアの仕事を紹介しています。
1990年代半ば、ザ・パブリック・シアターで上映されたミュージカル「ブリング・イン・ダ・ノイズ、ブリング・イン・ダ・ファンク」のためにシェアがデザインしたポスターは、タイポグラフィを巧みに組み合わせた衝撃的なビジュアルで、あっという間に同じような「真似っこデザイン」がニューヨーク中を埋め尽くすほどの影響力がありました。
会場B1では、そのようなエネルギー溢れる広告、VI、ロゴデザインなどのグラフィックデザインの仕事を大々的に展示しています。一方、1階会場ではシェアが仕事を離れて自由奔放に描いてきた地図のアート作品を紹介しています。地名、通り、駅、橋、港、等々、ありとあらゆる情報が手描きによる文字でびっしりと紙面を埋め尽くし、シェアの目を通して見た、オリジナルの世界地図を形づくっています。展示しているのはシルクスクリーン作品16点ですが、それぞれ3.5㎡ほどの巨大な原画を元に、アンディ・ウォーホール(1928-1987)の仕事も手掛けてきた職人が一枚ずつ手刷りで制作したものです。タイポグラフィ VS 手描き文字、それぞれに異なる魅力を味わうことのできる展覧会です。

■展覧会名:ギンザ・グラフィック・ギャラリー第371回企画展 ポーラ・シェア:Serious Play
■会場:ギンザ・グラフィック・ギャラリー
〒104-0061 東京都中央区銀座7-7-2 DNP銀座ビル1F/B1
TEL:03-3571-5206 / FAX:03-3289-1389
■会期:2019年2月4日(月)~3月25日(月)11:00~19:00
■休館日:日曜・祝日

詳細ウェブサイトはこちら
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