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CCGA現代グラフィックアートセンター 第81回 共鳴する刻[しるし]―木口木版画の現在地

大日本印刷株式会社/公益財団法人DNP文化振興財団

13人の作家が描き出した刻線から見る木口木版画の「いま」

木口木版画は、黄楊(つげ)や椿などの堅い木を輪切りにした面(木口)を銅版画用のビュランで彫ることで、細密な表現ができる木版画です。かつて印刷物の挿絵図版として普及したものの、写真製版技術の台頭により衰退した木口木版画は、1960年代以降の日本において美術表現として甦り、現在にいたるまで独自の発展を見せてきました。決して大きいとはいえない画面の中に、ときに高度な象徴性や文学性をまとった濃密なイメージが展開する作品は、私たちの心を惹きつけてやみません。その繊細で詩的な刻線は、作家の精神と物質としての版木が出会い、共鳴することで生まれた世界の痕跡ともいえるでしょう。本展は13人の現代作家が手がけた作品により、いまに生きる木口木版画の魅力をご覧いただきます。

展覧会会期が変更となりました。詳細はホームページをご覧ください。

■会 場:
CCGA現代グラフィックアートセンター
〒962-0711 福島県須賀川市塩田宮田1
Tel: 0248-79-4811/Fax: 0248-79-4816

■会 期:2020年7月4日(土)~9月6日(日)

■開館時間:午前10時~午後5時(入館は午後4時45分まで)

■休館日:月曜日(8月10日を除く)、8月11日(火)
*会期後9月7日(月)~11日(金)は展示替えのため休館

■入館料:一般=300円/学生=200円
小学生以下と65才以上、および障害者手帳をお持ちの方は無料

詳細ウェブサイトはこちら
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