古くは書物の挿絵として発展し、文字や言葉とともにある存在だった版画は、美術表現であると同時に言葉を補完し宗教の教義や物語を伝える情報メディアでもありました。そうした文字や言葉と深い関わりは、今日でも版画集や詩画集のような形式の中に生きています。あるいはイメージと言語の関係を問い直すといった現代的な視点により、画面に文字や言葉が導入された作品も生まれてきています。
本展はCCGA所蔵のタイラーグラフィックス・アーカイブコレクションから、ロバート・マザウェルの詩画集やロイ・リキテンスタインの文字が画面に描かれた作品を展示し、言葉と版画の関係について考えます。
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CCGA現代グラフィックアートセンター 第82回 ことばと版画:タイラーグラフィックス・アーカイブコレクション展Vol.33
大日本印刷株式会社/公益財団法人DNP文化振興財団
コレクションを通して言葉と版画の関係について考える展覧会
■会 場 CCGA現代グラフィックアートセンター
〒962-0711 福島県須賀川市塩田宮田1
Tel: 0248-79-4811 / Fax: 0248-79-4816
■会 期:2020年9月12日(土)~12月20日(日)
■開館時間:午前10時~午後5時(入館は午後4時45分まで)
■休館日:月曜日(祝日を除く)、祝日の翌日(9月22日を除く)
※会期後12月21日(月)~2021年3月1日(月)は冬期休館
■入館料:一般=300円/学生=200円
小学生以下と65才以上、および障害者手帳をお持ちの方は無料