1978年に発足した公益社団法人日本グラフィックデザイナー協会(略称JAGDA)は、現在、会員数約3,000名を誇るアジア最大規模のデザイン団体として、年鑑『Graphic Design in Japan』の発行や展覧会・セミナーの開催、デザイン教育、公共デザインや地域振興への取り組み、国際交流など、デザインによるコミュニケーション環境の向上のために様々な活動をおこなっています。
また、毎年、『Graphic Design in Japan』出品者の中から、今後の活躍が期待される有望なグラフィックデザイナー(39歳以下)に「JAGDA新人賞」を贈っています。この賞は1983年来、デザイナーの登竜門として、いまや第 一線で活躍する110名のデザイナーを輩出し、デザイン・広告関係者の注目を集めています。37回目となる今回は、新人賞対象者152名の中から厳正な選考の結果、赤沼夏希・岡崎智弘・小林一毅の3名が選ばれました。
本展では、3名の受賞作品および近作を、ポスターやプロダクト、映像などを中心に展示します。博報堂に所属し、様々なジャンルの企業ロゴ、ポスター、イラストレーターの個展グッズなどを手がける赤沼夏希。グラフィックデザインを起点に、印刷物に留まらず映像制作や展覧会の空間構成も行う岡崎智弘。資生堂で商品広告やパッケージデザインを手がけながら、個人でも活動を行い2019年5月に独立した小林一毅。3名によるデザインと取り組みをご紹介します。
■展示会名:
JAGDA新人賞展2019 赤沼夏希・岡崎智弘・小林一毅
■会期:2019年5月28日(火)~ 6月29日(土)
■時間:11:00-19:00 日曜休館、入場無料
■会場:クリエイションギャラリーG8
〒104-8001 東京都中央区銀座8-4-17 リクルート GINZA8ビル1F
■主催:クリエイションギャラリーG8
■共催 : 公益社団法人日本グラフィックデザイナー協会
■授賞式 2019年6月28日(金)東京にて実施予定〈2019年度JAGDA通常総会会場〉
■巡回展 2019年7月9日(火)〜18日(木) 大阪・平和紙業ペーパーボイス大阪
2019年7月30日(火)〜8月4日(日) 熊本・熊本県立美術館分館 3F展示室
2019年9月24日(火)〜10月14日(月)
滋賀・成安造形大学【キャンパスが美術館】ギャラリーアートサイト
2019年11月 愛知・日本デザイナー芸術学院 101ギャラリー
その他、新潟を巡回予定
■新人賞作品掲載誌
6月発行予定のJAGDAの年鑑『Graphic Design in Japan 2019』巻頭に掲載します。
本書は、日本の多種多様で質の高いグラフィックデザインの成果を国内外に紹介する書籍として、1981年創刊。毎年、JAGDA会員の作品を募集・選考し、過去1年間の優れた仕事を掲載しています。(発売:六耀社/予価:16,200円)
■リクルートの2つのギャラリー:http://rcc.recruit.co.jp/