ある作品を見た時、「えっ?」「おっ!」「うわぁ…」などと感じたことはないでしょうか?本展では、こうした言葉にならない「心のざわめき」を、作品をよく見るための、大切なきっかけと捉えてみます。というのも、「いったい私は、この作品のどこにざわついたのだろう?」と考えることで、目の前の作品により一層興味を覚えるからです。
そこで今回は、思わず「心がざわつく」ような展示方法や作品を通して、目や頭、心をほぐし、「作品を見たい!」という気持ちを高めていきます。サントリー美術館の名品から珍品、秘宝まで、作品を「見る」という行為を意識して愉しみながら、日本美術のエッセンスを気軽に味わっていただける展覧会です。
作品との出会いによって沸き起こる、自分自身の「心のざわめき」に耳を傾けると、日本美術の魅力にぐっと近づけるような、意外な発見があるかもしれません。
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サントリー美術館 開館60周年記念展 「ざわつく日本美術」
サントリーホールディングス株式会社/公益財団法人サントリー芸術財団 サントリー美術館
心ざわつく、見たくなる。見れば見るほど、ざわざわが止まらない!
■会期:2021年7月14日(水)~8月29日(日)
■開館時間:10:00~18:00(金・土は10:00~20:00)
※7月21日(水)、22日(木・祝)、8月8日(日・祝)は20時まで開館
※いずれも入館は閉館の30分前まで
■休館日:火曜日 ※8月24日は18時まで開館
■入館料:一般 当日 ¥1,500ほか
※作品保護のため、会期中展示替を行います。