1/25（火）開催の〈ニューイヤーコンサート〉に出演を予定していたズラトミール・ファン（チェロ）、日下紗矢子（ヴァイオリン）の両氏は、厳しい入国制限が継続されるなか、予定の日程での入国／帰国が困難となりましたため、大変残念ながら出演を断念することとなりました。
ついては本公演は、昨年トッパンホールでも素晴らしい演奏を聴かせてくれた周防亮介（ヴァイオリン）、川口成彦（フォルテピアノ、ピアノ）両氏と、多方面での活躍めざましい伊東裕氏（チェロ）のお三方を新たに迎え、当初予定の日時にて開催いたします。プログラムは、当初から計画していたメインプログラム、シューベルト《弦楽五重奏曲》を軸に据え、“神と悪魔に魅入られた”天才フランツ・シューベルトに焦点を絞って、例年同様トッパンホールのニューイヤーコンサートでしか聴けない濃密な内容に生まれ変わらせました。新春に相応しい彩りと思索に満ちた、シューベルトに肉迫する一夜にどうぞご期待ください。