10代からトッパンホールのステージに立ち、多くの名演とともに成長の軌跡を残してきた山根一仁が、J.S.バッハの《無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ＆パルティータ》全曲に挑みます。1回目の今回は、名曲〈シャコンヌ〉を含むパルティータ全3曲。山根は2014年、17年の〈エスポワール シリーズ〉でも無伴奏で登場、バッハのソナタ第1番と第2番を披露し、それぞれ全く異なるバッハの世界を描き出しました。あれから5年余り。若さと鋭さそのままに、誰にも真似できない感性のアンテナを通して読んだ、山根のバッハの全貌は如何に。注目の第1回公演、どうぞご期待ください。