正倉院宝物とは、奈良・東大寺の正倉に伝えられた約九千件におよぶ品々です。正倉院宝物の模造製作は、明治時代に奈良で開催された博覧会を機に始まり、昭和47年(1972)からは宮内庁正倉院事務所のもとで、熟練の技と最新の調査・研究成果との融合により、高い芸術性と学術性を兼ね備えた再現模造が数多く生み出されています。本展では、天平の美と技に挑戦した再現模造の逸品を集めてご紹介します。よみがえった正倉院宝物の姿を通じて、伝統技術を継承することの意義を感じていただけますと幸いです。
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御大典記念 特別展 よみがえる正倉院宝物―再現模造にみる天平の技―
サントリーホールディングス株式会社/公益財団法人サントリー芸術財団 サントリー美術館
再現模造の名品を約20年ぶりに一堂に公開
■会期:2022年1月26日(水)~3月27日(日)
※作品保護のため、会期中展示替を行います。
■開館時間:10:00-18:00(金・土は10:00-20:00)
※2月10日(木)、3月20日(日)、3月21日(月・祝)は20時まで開館
※いずれも入館は閉館の30分前まで
■休館日:火曜日
※3月22日は開館
■入館料:一般 ¥1,500、大学・高校生 ¥1,000、中学生以下無料