• 福原路草「銀座八丁目の角」1938年
  • 鳥海青児「掛花入の野椿 黄瀬戸」1964年
  • 丸山直文「a windy day」2010年                            
  • 中部
  • イベント
  • 美術
  • TIM受賞
  • 協議会正会員

銀座と椿と資生堂

株式会社 資生堂

創業150周年を記念し、資生堂とゆかりの深い「銀座」と「椿」に題材を採った資料や美術品などを展覧。過去から現在へと続く二つのイメージの変容を辿る。

資生堂が創業150周年を迎える本年、これまでの私どもの歴史を再考し、未来に思いを巡らせる試みとして、資生堂アートハウス(静岡県掛川市)と資生堂ギャラリー(東京・銀座)において、二つの展覧会を開催します。
1872(明治5)年、東京・銀座に洋風調剤薬局として創業した資生堂は、以来、当地を本拠地に事業を展開してきました。同年、日本初の鉄道が新橋、横浜間に開通すると、新橋駅に連なる銀座の商店街には、海外との窓口となった横浜から舶来の文物がいち早く到来するようになりました。
そのような時代の中、資生堂は首都東京で最もモダンな街銀座を舞台に、店舗内に開いた西洋料理店やギャラリー、独自の出版物を通じ、多分野の芸術や衣食住に関する最先端の情報を人々に提供していきます。これら、一企業の枠組みを超えた文化発信の蓄積によって、資生堂の個性は街の個性と混然一体となり、銀座と資生堂のイメージを分かち難く結びつけていきました。
一方、資生堂のシンボルマークとなった椿は古代から日本人が好んだ樹木で、花の美しさのみならず、艶やかな緑の葉を常にたたえた姿から不老を表す吉祥文となりました。また滞米生活が長かった初代社長・福原信三は、欧米に輸出された椿の人気から、洋の東西を問わない椿の魅力を確信していたはずです。椿は資生堂の美の象徴となり、銀座と並んで資生堂を彩るもう一つのイメージとなりました。
今回の資生堂アートハウスの展覧会では、資生堂アートハウスと資生堂企業資料館の収蔵品から、資生堂の企業イメージに結び付く創業の地「銀座」と「椿」に題材を採った、美術品や工芸品、化粧品やパンフレットなどの企業資料を精選し、過去から現在へと続く二つのイメージの変容を辿りながら、芸術によって培われた資生堂の美意識の一端を紹介します。
なお、資生堂ギャラリーでは、2022年2月26日(土)~5月29日(日)に、美術家・中村裕太とともに社名の由来となった「万物資生」(ばんぶつしせい)の思想を紐解く展覧会「万物資生|中村裕太は、資生堂と   を調合する」を開催します。
※詳細は、資生堂ギャラリーHPをご覧ください。

■会 期:2022年1月25日(火)~ 4月8日(金) 予定
■休館日:土・日・月曜日(祝日・振替休日の場合も休館)
     ※当面の間、土・日・月曜日を休館にいたしますが、変更になる可能性があります。
     詳しくは、アートハウスのホームページをご覧ください。
■会 場:資生堂アートハウス
     〒436-0025 静岡県掛川市下俣751-1(TEL.0537-23-6122)

詳細ウェブサイトはこちら
arrow_drop_up