世界の音楽シーンを牽引するフランスのチェリスト、ゴーティエ・カプソンが約8年ぶりに登場します。フランスチェロ界の若手筆頭格として華やかに活躍している印象の強い彼も、昨年40歳を迎え、実力派として一段と輝きと存在感を増しています。今回のプログラムはオール無伴奏。チェロの豊潤な響きに包まれるJ.S.バッハ《無伴奏チェロ組曲第1番》からはじまり、ロストロポーヴィチの委嘱により作曲されたデュティユー《ザッハーの名による3つのストロフ》、そして民俗の薫り漂うコダーイの難曲《無伴奏チェロ・ソナタ》と、一気呵成に駆け抜ける休憩無しのステージ。真の実力が試される、人気チェリスト、ゴーティエの‟直球勝負”、ぜひトッパンホールの親密な空間でお楽しみください。