コロナ禍で外国人アーティストが来日できない中、日本のオーケストラ公演のソリスト代役で引っ張りだこだったヴァイオリニストの辻彩奈。阪田知樹もまた、オーケストラの代役をはじめ、リサイタル、室内楽、現代音楽にと幅広く活動を展開、コロナ禍で一気にスターダムにのし上がった2人がデュオを組み、トッパンのステージに登場します。人気急上昇だけに話題のデュオは、トッパンのみならず全国をツアーで巡回しますが、トッパン公演はその集大成とも言うべき公演。シューベルトのソナタに加え、シュニトケ、ストラヴィンスキー、ショスタコーヴィチなどロシア作品に挑みます。テクニックと華があるだけでは成り立たないディープな室内楽の世界に、辻と阪田がどれだけ切り込めるか、注目の公演です。