昨年6月の主催公演を機に、弦楽トリオとして本格始動した「Trio Rizzle（トリオ・リズル）」。ベートーヴェン、ヒンデミット、そしてモーツァルトの《ディヴェルティメント K563》という、弦楽トリオの難曲を取り上げた第1回の公演は、瑞々しくも躍動的な快演を聴かせ、多くの好評を得ました。第2回の公演となる今回は、ベートーヴェンの若き日の出世作、意気軒昂とした行進曲が印象的な《セレナード》を取り上げます。メインのプログラムは協議中ですが、彼らの挑戦心と自信が見える意欲的なプログラムになるに違いありません。3つの楽器が織り成すアンサンブルで、弦楽トリオの魅力を心ゆくまでご堪能ください。