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〈トッパンホール22周年 バースデー企画〉
〈歌曲(リート)の森〉~詩と音楽 Gedichte und Musik~ 第25/第26/第27篇
シューベルト三大歌曲
クリストフ・プレガルディエン(テノール)&ミヒャエル・ゲース(ピアノ)

凸版印刷株式会社/トッパンホール

円熟を極める名コンビがトッパンホールで初めて挑む必聴のシューベルト・ツィクルス!
美しく、心震わせる詩と音楽の融合―

歴史あるサントリー音楽賞。優れた音楽家、芸術家だけに与えられてきたこの賞が、2016年にホールとして初めてトッパンホールに与えられました。まさにホールが単なる箱に留まらず、音楽を創造するアーティスティックな活動体だと認められた大きな出来事でした。そんなトッパンホールの主催公演の柱は、「弦のトッパン」と称される弦楽器の可能性を追い求め紹介する公演の数々と、2008年にスタートした〈歌曲(リート)の森〉シリーズ。〈歌曲(リート)の森〉は、サントリー音楽賞の受賞理由でも、ひときわ高く評価されました。「歌曲(リート)」は、「詩」と「音楽」が高度に深く結びついたドイツ芸術の至宝と言われていましたが、20世紀終わりごろから低迷、本国ドイツですら演奏されない事態に陥っていました。そんな傑作の森を掘り起こし、蘇らせたのが本シリーズ。そしてその中心アーティストが、クリストフ・プレガルディエンとミヒャエル・ゲースの名コンビです。コロナ禍での中止で4年ぶりの登場となるため、心の渇きを癒すために、“歌曲の王”シューベルトによる〈三大歌曲〉を3日間に亘りお届けします。1日目はシューベルト最晩年に書かれた辞世の歌、レルシュタープとハイネの詩による《白鳥の歌》と、ベートーヴェンとブラームスの歌曲を、2日目はミュラーの詩によるよく知られる《水車屋の美しい娘》を、3日目は同じくミュラーの詩による傑作《冬の旅》を披露。「愛」や「生と死」にまつわる人間の苦悩が綴られたそれぞれの詩は、音楽と高度に融合することで、200年近く経った今でも、鮮烈に我々の心を捉えて離さない魅力を持っています。様々な研究が進み、新たな視点、新たな解釈で作品を捉える流れが生まれている今日、プレガルディエンとゲースも、今、どのような解釈でこれらの作品に向き合っているのか好奇心が尽きません。歌曲ファン、クラシックファンならずとも、いま絶対に聴き逃さないでいただきたい必聴のツィクルスで新シーズンが始まります。ご期待ください。

〈トッパンホール22周年 バースデーコンサート〉
【第25篇〈シューベルト三大歌曲 1〉】
■日時:2022年10月1日(土)18:00

■曲目:
ベートーヴェン:連作歌曲《遥かなる恋人に寄す》Op.98
シューベルト:白鳥の歌 D957
ブラームス:《リートと歌》より〈きみの青い目〉Op.59-8
ブラームス:《4つの歌》より〈とわの愛〉Op.43-1
ブラームス:《低音のための6つのリート》より〈野にひとりいて〉Op.86-2
ブラームス:《プラーテンとダウマーによるリートと歌》より
      〈わたしは夜中にふいに跳び起き〉Op.32-1
ブラームス:《低音のための5つのリート》より〈墓地で〉Op.105-4

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【第26篇〈シューベルト三大歌曲 2〉】
■日時:2022年10月3日(月)19:00

■曲目:
シューベルト:水車屋の美しい娘 D795

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【 第27篇〈シューベルト三大歌曲 3〉】
■日時:2022年10月5日(水)19:00

■曲目:
シューベルト:冬の旅 D911

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■チケット(各日):6,500円/U-25 3,000円(全席指定)
※シューベルト三大歌曲セット券:16,770円

■特別協賛(10/1、10/5):株式会社 安藤・間

■協賛(10/3):東京書籍株式会社/東洋インキSCホールディングス株式会社/
         図書印刷株式会社/トッパン・フォームズ株式会社

詳細ウェブサイトはこちら
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