• フェリックス・ホフマン
    『おおかみと七ひきのこやぎ』
    《こやぎたちドアをあける》1957年 ©Felix Hoffmann 小さな絵本美術館蔵
  • エルンスト・クライドルフ
    『花を棲みかに(春の使い)』《まま母さん》1926年 
    小さな絵本美術館蔵
  • ハンス・フィッシャー 『ブレーメンのおんがくたい』 《動物たち騒ぐ》1940年頃 ©Hans Fischer 小さな絵本美術館蔵
                               
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企画展「こわくて、たのしいスイスの絵本」

アサヒグループホールディングス株式会社

スイスの文化が息づく絵本を紹介する展覧会を開催いたします

アサヒビール大山崎山荘美術館(所在地 京都府乙訓郡大山崎町 館長 鬼塚 潤一郎)は、2022年9月17日(土)から12月25日(日)まで、企画展「こわくて、たのしいスイスの絵本」を開催いたします。
ベルンに生まれたエルンスト・クライドルフ(1863-1956)は、アルプスの草花を擬人化した『花のメルヘン』をはじめ、数々の絵本を手がけ、絵本文化が花ひらいた当時のヨーロッパで、その先駆けのひとりとなりました。ハンス・フィッシャー(1909-1958)は、勢いのある線を重ねて絵を描き、『ブレーメンのおんがくたい』や、『こねこのぴっち』などを発表し、人気を博します。フェリックス・ホフマン(1911-1975)がわが子へ贈るために手作りした『おおかみと七ひきのこやぎ』は、日本でも長く愛される絵本となっています。また、『スイスの伝説』ではユーモアあふれる挿絵も描きました。
草花や風俗、地方の伝説などを通じ、スイスらしさをそれぞれに表現した彼らが手がけた絵本や挿絵には、楽しそうに見えていてもじつはこわい場面や、こわそうに見えていても楽しい場面が描かれています。
当館の本館である大山崎山荘を建てた加賀正太郎は、スイスの名峰ユングフラウに登頂した初めての日本人として山岳史に名をのこしています。加賀は山を愛し、自然をいつくしみました。この大山崎とスイスの交流を記念して、長野県にある小さな絵本美術館協力のもと、3作家の原画やリトグラフ、手描き絵本など約70点をご紹介します。すこしこわいけれど、楽しいスイスの絵本の世界をお楽しみください。

■展覧会名:こわくて、たのしいスイスの絵本
■会  期:2022年9月17日(土)~12月25日(日)
■休 館 日:月曜(ただし、9月19日、10月10日、11月21日・28日は開館)、9月20日、10月11日
■開館時間:10:00-17:00(最終入館 16:30)

■会  場:アサヒビール大山崎山荘美術館
〒618-0071 京都府乙訓郡大山崎町銭原5-3
JR山崎駅、または阪急大山崎駅より徒歩約10分
TEL:075-957-3123(総合案内)
https://www.asahibeer-oyamazaki.com

■入 館 料:一般900円(800円)、高大生500円(400円)
中学生以下無料、障害者手帳をお持ちの方300円
※( )内は 20名以上の団体の場合
■作品点数:約70点

■主  催:アサヒビール大山崎山荘美術館
■協  力:一般財団法人小さな絵本美術館
■企画協力:神戸新聞社
■後  援:京都府、大山崎町、大山崎町教育委員会、京都新聞、読売新聞京都総局、朝日新聞京都総局、毎日新聞京都支局、産経新聞社京都総局、エフエム京都

詳細ウェブサイトはこちら
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