瀬戸内国際芸術祭は、アートを道しるべに、島々を巡りながら瀬戸内の持つ美しい景観や自然、島の文化や生活に出会う、現代アートの祭典です。
本年度は、第５回目となる「瀬戸内国際芸術祭2022」を、12の島と２つの港周辺を会場に、春・夏・秋の各会期あわせて105日間の日程で開催しています。
９月29日（木）からは締めくくりとなる秋会期が開幕します。秋会期は、香川県の中西部に位置する本島、高見島、粟島、伊吹島が新たに会場に加わります。
本島では石の文化に焦点をあてた作品、高見島では昔ながらの風景が残る集落内に屋外彫刻や空き家を使った作品、粟島では第１回から続く海洋環境をテーマとしたプロジェクトや映像による作品、伊吹島では地域に受け継がれている風習や文化をモチーフにした作品など数多くの新規作品も盛り込みながら展開します。
今回は、本土側の港周辺にも作品を設置し、来場者の皆さんに、より地域の魅力を感じていただきます。
春・夏会期の会場であった、直島や豊島、女木島、男木島、小豆島、大島、犬島などでも、引き続き作品をご覧いただけます。また、直島の建築鑑賞ツアーや男木島のダンスパフォーマンス、本島の参加型演劇など引き続き多彩なイベントを展開します。
魅力的なアート作品等と美しい瀬戸内の島々の自然や歴史、文化をお楽しみください。